文体に感じるフェロモン
もうずいぶんと前から、スガシカオが好きだ。
曲はもちろん、あの独特な歌詞にひどく色気を感じる。
もともとあの人の歌詞は結構えぐくエロいものが多いのだが、
でも、その直接的(または間接的)な表現よりもむしろ、
私はスガシカオの文体にフェロモンを感じているらしい。
それも特に文尾に。
たとえばこういう言い回し。
「その耳で確かめたらいい」 (『リンゴ・ジュース』)
「トゲのように心にささればいい」
「ずっとずっと残ればいい」 (『月とナイフ』)
「伝説を 永遠を 手に入れたらいい」 (『マーメイド』)
「何ひとつできやしないのに」 (『ひとりごと』)
「幸せだって そう言い切っちゃえ」 (『ドキドキしちゃう』)
このへんの感じ。
スガシカオは自分でも自分のことをドSと言っているが、
私がソフトMなもんで反応してしまうのだろうか。
このなげやりな紋きり口調にどうして色気を感じるのかは
よくわからない。
先日なんて、同じような文体で書かれたブログの主に
あやうく恋をするところだった。
どうでもいいことだけど、今回この記事を書くにあたって
初めてCDのブックレットでスガシカオの歌詞を読んだ。
(ぜんぶ相方所有のCD)
読めば読むほど、村上春樹の文体とも似てる。初めて気付いた。
歌として聴くのと、文字で読むのとでは全然違うんですねー。
ちなみに村上春樹も全作持ってて、あの文体にもフェロモン感じる。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1030489/20981603
この記事へのトラックバック一覧です: 文体に感じるフェロモン:
コメント